日興コーディアル証券2006年1月17日(火)臨時増刊号
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本日1月17日の東京株式市場の急落について
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本日の東京株式市場の急落について、弊社国際市場分析部のコメントをお送り
いたします。
本日、日経平均は前日比▲462円安の15,805円と大幅安となりました。この結
果、約2ヶ月半振りに日経平均は同25日移動平均線(15,933円)を割り込みま
した。
キッカケとなりましたのは、ライブドア社が東京地検に証券取引法違反の疑い
で家宅捜査を受けたことで、積極的な事業展開を繰り広げていた他のネット関
連企業にまで連想が広がったことが株式市場全体の足を引っ張りました。ただ
し、お昼休み前後には、日経平均がプラスに転じていたことを踏まえますと、
後場から取引時間終了にかけての一段安は、一部のネット証券がライブドア株
式等の代用有価証券の掛目の引き下げを発表した(信用取引の保証金代用有価
証券として評価されなくなった)ことから需給悪化懸念が一気に広がったこと
の方が、本日の株価急落の直接的な要因と言えるかもしれません。今回のライ
ブドアの問題につきましては、証券会社の対応も含めて、いましばらく見極め
が必要でしょう。
また米国では、本日のインテルを皮切りに05年10-12月期の決算発表シーズン
入り、続いて国内でも決算発表が本格化する予定で、スケジュール的にも上値
を追いづらいタイミングに差し掛かっていました。
昨年来、需給相場の色彩が強まっていただけに、ひとたび需給に綻びが生じた
場合、ある程度の値幅調整は避けられないかもしれません。本日の株価下落を
もって“調整局面入り確定”とは判断しかねますが、その確度は高まっている
とみています。
引き続き弊社では、企業収益の拡大とともに、日本株の長期的な上昇トレンド
が続くと予想していますが、春先にかけては昨年の株価急上昇の反動や、先行
きの企業収益の織り込みを急ぎすぎた株価バリュエーションの修正から健全な
調整局面入りを想定しています。