TOP 徒然なるままに,日暮しPCに向かいて・・ > この日、あの頃。1987年(昭和62年11月11日)

この日、あの頃。1987年(昭和62年11月11日)

【 ブラックマンデー後のボトムをつけた日 】

1980年代後半に株式に投資していた人や関係していた方にとって、この日の日経平均21,036円76銭は忘れられない数字ではないでしょうか。10月20日、米国株式の暴落をきっかけに日経平均は3,836円48銭と史上最大の下げ幅を記録(終値は21,910円08銭)。一旦はリバウンドしたものの、内に需給不安、外にドル不安を抱え、様子見気分の強い展開が続きます。

11月は23,328円91銭でスタート。しかし10日、ブラックマンデー時の水準を割り込む(21,686円46銭)と下値不安が一段と高まり、11日には一時2万1千円を下回ります。この日の終値が21,036円76銭。その後、米国貿易赤字の改善もあり急反発しましたが、12月中旬以降はドル一段安から再度下げ足を速めます。

為替市場でのドル売り圧力は根強く、11月11日には134円台の対円レートは、翌1988年の大発会では120円45銭を記録。一方需給面では、当時の買い手である機関投資家が決算を控え売り物を出してくるのではないか、との不安心理も強く、大発会の株式市場は大荒れとなり、日経平均は346円安の21,217円04銭。
前年11月11日の水準に接近します。

しかし翌日、G7各国によるドル安定策が伝えられるとドルは反発。さらに、大蔵省が特金決算の弾力化、生保の特金運用枠拡大を打ち出した事により、株式市場は急騰。結局、日経平均は大発会で二番底を確認した形となり、その年の4月には世界に先駆けてブラックマンデー前の水準を回復しました。

(日興コーディアル証券レポートより引用)



 
▲このページの先頭へ