市況概況
週末の米国市場は期待通り反発となりました。
前日に波乱の大幅安を演じたNASDAQ総合は新たな買収報道やMS証券のアップルの目標株価引き上げなどのポジティブ材料を背景に即軌道修正の動きを見せ相場を牽引。
NYダウとともに前日の下落分を相殺しました。CME日経225先物は大証終値比170円高の17,510円で帰って来ています。
17,510円は新たな上値抵抗線として意識されるSQ値17,450.33円を越え、強基調となった11日の高値をも越えて来ています。
余程の悪材料が週明けまでに出て来ない限り、見解どおり強力な上昇局面となることが意識されます。
チャート上のポイントでは目先の上値メドが7月26日と27日に空けたマドの上限値(17,678.98円)となりますが、波動的には18,000円どころを目指す動きと観ております。
週末の東京株式市場では強基調が一変して警戒ムードとなり、SQ通過後の新たなポジションとして相当のショートポジションが積み上げられたのではないかと観ております。
波乱含みとなっただけに売りに傾斜し易い状況で「売り溜め」状態となったはずです。
本来であればもう数日の揉み合いで売りを溜め込んでからのスタートが理想的とも思われますが、木曜日に強烈なロスカットオーダーを巻き込んでの上昇劇を演じた水準からのスタートとなるので買い方にとっては有利に踏み上げ相場へと運べそうです。
一度弱気に傾いた投資家心理もすかさず基調が強気となれば、市場ムードの急速な回復が予想され個別相場も盛り上がりを見せてくれそうです。
こういった流れとなると特別なフォローは必要ありません。
ほぼ全面高の様相でまずは始まるでしょうから、強い流れに素直に乗って回転を効かせる事を意識すれば良いでしょう。
重要となるのは投資手法であると考えております。
概ねこういった相場展開となり市場ムードが強気になるに連れ、個人投資家は特にドンドン買い増し、買い乗せ、回転させた利益分も上乗せしてポジションを膨らませようとします。
最初は様子見程度に少量買い、徐々に強くなるのを確認するとポジションを膨らませ始める。超強気になった時には全力もしくは自分の器量以上の買いポジションを建てている。
・・・これが相場の最終局面でババを引くパターンです。
もっとも最終局面などと言うのは、後付けだからこそ言える物であり、どこが相場のピークなのか、どこまで続くのかは正確には分からないものです。ただ、およそ誰もが強気になる場面でピークが訪れるケースが多いということは歴史が物語っているところではあります。
今年の7-8月もそうだったように。理想的な手法は相場が若いうちに大きく資金枠を使い、徐々に利益を確定しながらポジションを落としていくこと。
種玉はしっかり残して相場にトコトン付いていくことです。
この種玉もポイントでポジションを全て利食ってしまうと、その水準から上の相場に乗ることが出来ません。
安い種玉があることで安心して高い場面でも回転を効かす事が出来るのです。
この観点からも今週のポイントはブルトレンド転換となった初動につき「厚く買う」ということをポイントとしてお伝えしておきたいところです。涼明氏著