市況概況

日経平均は166.93円高の15,680.67円と大幅続伸。

前日の米国株高や為替の落ち着きを受け、月末のドレッシング買い期待もあり買いが先行、小幅続伸しての寄り付きとなった。

その後はバーナンキFRB議長の講演内容を受け、米追加利下げ期待が強まり、GLOBEXでNASDAQ100株価指数先物が上昇したことで安心感が高まり、次第に上げ幅を広げる展開となった。

後場に入ると昼の立会い外取引きでやや買いキメ優勢との観測から先物に買い戻しを誘い一段高となり、一時は15,751.20円まで上昇する場面を見せていた。

買い一巡後は25日移動平均線に達したことで戻り売りや利食い売りに押され揉み合い商状となり、大引けに掛けては週末要因などから手仕舞い売りも加わり、若干幅を縮め、大引けはMSCI入替えの影響もあり15,680.67円で取引きを終了している。

バーナンキFRB議長の講演内容で米追加利下げの期待が高まり、安心感が広がり為替の円安進行を好感し大幅続伸となった。

物色の対象もヘッジファンドのポジションクローズの影響で売り込まれていたセクター中心に大幅リバウンドとなり、基調の変化を鮮明にした。

特に中小型、低位銘柄には個人を中心とした資金も向かっており、師走相場に向けて大いに期待出来るところである。

これらの「強い動きをした銘柄」を中心に追撃体勢で臨むことと、本日は「一服」となっている。 新興市場のネット関連銘柄の押し目狙いと2本柱で対処して行きたい。

本日で11月の立会いは終了、来週から12月相場が始まります。

根強い金融不安の影響で、日本の実体経済も金融経済も多かれ少なかれの影響を受けました。

理論的終息はいまだに見えない訳ですが、理論よりも実体経済の方が立ち直りが早いのは過去の歴史が証明しています。

経済の循環という観点から観ても、このような金融危機は約10年に1回の割合で発生しています。

20年前であればブラックマンデー、10年前であればアジア通貨危機やロシア危機、日本の金融機関の相次ぐ破綻。

遡ってみれば、ほぼそうした循環で危機に見舞われています。

資本主義経済の宿命とも言える「経済の膨張」は、行き過ぎがオーバーシュートすると「収縮」という反作用が発生します。

「膨張」という作用を果たした金融が収縮を始めると、新たな余剰資金が台頭してくるのも過去の事例に倣うとおりです。

今月はドバイ政府系投資会社のSONY株の購入、中国政府系マネーが日本株投資に関心を示し、またアブダビ政府マネーの米大手金融への資本流入、ロシア政府系マネーの世界株式市場への投資参入観測などなど、憶測も含めて新たな資金の流れを感じることが出来ました。

大きな資金の流れに変化があった時には、必ず大きなチャンスが生まれるものです。

ここの生まれるチャンスは、これまでのスタンス・ターゲットを大きく変えるものかも知れません。

その流れの兆候を掴む上でも来年以降の相場を占う上でも、12月相場は非常に重要となることでしょう。

直近の証券アナリストのレポートを見ると日本株の現水準が割安であると熱く語るものが増えている程度で、12月相場へのコメントは言葉を濁すものが多く、まだ確信的なコメントをしたくないといった向きが感じられます。

それだけ年初、また8月以降の相場読みが裏切られてきた背景があるのだと思います。

そんな中、月末に掛けて見せた相場展開は師走相場に大いなる期待を持たせるものであったと感じました。

指数的には月末に来てやっとではありますが、25日移動平均線を捉えてきました。

チャート的には、ここからが正念場となりますが、反騰基調を鮮明にしており期待が持てます。

個別物色も月末に来て大きく変化しています。

これまで売り込まれていたセクター中心に強い動きが見られたほか、これまで息を潜めていた仕手っぽい銘柄(現時点ではこの表現が妥当)も動意付いています。

タイミングよく物色に変化が表れてきましたし、師走相場らしい盛り上がりを期待して良さそうです。

例年、派手な実績を飾ることが出来ている師走相場・・・今年も大いに期待したいところです。

1ヶ月大変お疲れ様でした。


ゆっくり休んで師走相場で戦う体力をつけておきましょう。


良い週末をお過ごし下さい。



 
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